ゴルフ理論の正解とは

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こんにちは猪子です

 

 

巷では多くの「ゴルフ理論」が展開されていますね。

 

直線スイング、スタックアンドチルト、パッシブトルク

ベタ足打法、ゆるゆるグリップ、手打ちスイング、ボディターンetc....

 

『一体何の理論が正しいのか?』

そう感じて迷ってしまうのではないでしょうか?

 

そもそもゴルフ理論に正解はあるのか?

 

そんな疑問に答えます。

 

 目次

 

 

*そもそも正解はない

 

 

僕はゴルフの練習は毎日していますから常に自分のスイング向上の為に

色んな情報を集めて実践しております。

 

その中でプロである私がやっても上手くいかない内容もたくさんあります。

逆に良くなった事もたくさんあります。

 

だからこそ理論と言うのは、

信じられる物に絞って一貫するべきだと思います。

 

『じゃあ、一体何が信じられるのか?』

 

ここが曖昧なのではないかと思います。

『一体どの理論が正解なのか?』

 

この基準が定まらないから、

次から次に他の理論に移ってしまう。

 

では、『ゴルフ理論の正解』とは、

一体何を言うのかと言う事ですね。

 

それは、

『自分が一番しっくり来る』

と言う事。

 

どの理論に正解も不正解もありません。

 

突き詰めれば必ずどの理論も上手くいく様になると思います。

 

 

*突き詰めれば伝えたい事は同じ

 

 

なぜどの理論も上手くいく様になるかというと

レッスンにしろ雑誌にしろ

伝えたい根幹が同じ

だからです。

スイング軸、スイング軌道、入射角、フェース管理

突き詰めるとこの4つを理想にする為にレッスンはあります

(コレはスイングのお話しでプレイングはまた別の話しです)

 

所が動きとは言葉で伝える事が難しい為に

全員が同じ解釈をするとは限りません。

 

だから、色んな表現を使ったり、

色んな道具を使ったり、

色んな見せ方を工夫して伝えています。

 

イメージを伝えているのか、現実を伝えているのか

主観的動きを伝えているのか、客観的結果を伝えているのか

 

ここを間違えて解釈するとドツボにハマりますw

 

「グリップは柔らかく持ちなさい」

もろ主観的教えですよね?

人によって柔らかく持つ強さなんて違うの当たり前です

握力計で15kgで握りなさいなら客観的結果に基づいた内容ですよね?

でも握力が25kgしかない人と

50kgある人で比較したら

半分以上の力で持つのと、半分以下の力で持つのと

両方柔らかく持つって感覚にはなりませんよね?

 

”自分の感覚を伝える事がどれだけ難しいか”

 

レッスンをする様になって

凄く感じる様になりました。

 

重要なのは理論そのものでは無く、

”しっかりと自分の中でイメージとして、

落とし込めるかどうか?”

 

これが本質ではないかと思います。

 

例えばクラブは縦振り身体は横振り

相殺されてスイングプレーンに乗る

 

こう言われて全員納得はしないでしょう。

しかし上手く行く人がいるのも事実

 

何も考えずに、自然にそうなるかと言うと、

そこはしっかり理解して形を作らないと、

その動作がイメージ出来ないから分からない。

 

「ゴルフ理論」とは結局は

伝えたい事を色んな角度から表現しているもの

と考えるのが良いでしょう。

 

自分が納得出来てしっくり来るのが正解と言った方がいいかもしれませんね。

 

 

*本質を理解しよう

 

 

『言ってる事は結局一緒の事なんだ。』

僕はゴルフ理論についてはこう考えています。

 

まだスイング自体が固まっていなくて、

どうすれば打てるのかが掴めていないと、

色んな情報や理論を学んだり実践しても、

思うようにならないし、モヤモヤするはずです。

 

所が何を伝えたいか本質が分かると

 

『あ~なるほどねー』

となり

色んなゴルフ理論を良いとこ取りが出来る様になって

急激に上達する事が出来ると思います。

 

ですので、自分がしっかりと納得出来て、

且つイメージがし易い理論で良いと思います。

 

 

*どんな理論を採用すべき?

 

 


年令や性格によって変わって来るとは思いますが

大きく分けると二つに分類できます。

 

・論理的な理論

・実践、感覚的な理論

 

論理的な理論はいわゆる、物理的現象に基づいた説明がある内容です

大人は理屈で理解しないと動けない特性がありますから

大多数の人は論理的説明があった方がしっくり来ると思います。

例えば

「力をもっと抜いてピュッと振りなさい」

よりも

「力はこういう原理で入るからここを意識して振りなさい」

力を感覚的に抜かすのでは無く、理屈で抜かすという事ですね

 

 

実践、感覚的なタイプは子供や練習頻度が高い方に合います

子供は理屈を理解するのが難しいので

長嶋監督の様に擬音を使って説明した方がしっくりきます。

練習頻度が高い方はイメージを具現化する為の

試行回数が多いので

習うより慣れろ精神で覚えて行く事ができます。

 

 

この2つに分けられます。

 

しっかりと理屈を理解して

確実に一段ずつ上達の階段を登るのか

 

それとも、とにかくやり方を見たら、

すぐに実際にやってみながら、

トライエラーを繰り返して身に付けて行くのか

 

どちらが自分に合っているか?

これが一つの目安になるかと思います。

 

もちろん、どちらが良いも悪いもありません。

理論も大切ですし、実践も大切です。

 

どちらがイメージし易いか、感覚を掴めそうか?

 

 

まぁ最終的に自分の感覚次第なので、

いくら理論を詰めてもその通りには、

中々行かないのが常ですからね。

 

しかし最終的には様々な理屈が理解できたら

実践して感覚を身に付けるしかありません。

 

やっぱり理論があっても、

実際に再現出来なければ、

ただの机上の空論ですから。

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

最終的には行ってることは同じですから

自分にしっくりくる事を採用すれば良いとは思います。

ゴルフは基本が大切だと言われますが

その基本が一番難しいです

プロが特別な練習しているように思うかもしれませんが

 

未だにずっと基本的な事をやっています

 

止まっているボールを、止まっているターゲットに打つスポーツですから

基本が完璧な人こそTOPゴルファー何でしょうね。

ゴルフ理論は結局は基本を身につける手段だと思います。

 

 

何か記事にして欲しい事がありましたら

コメントまでどうぞ!