ゴルフスイングが難しい本当の理由

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こんにちは猪子です

ゴルフって凄く簡単そうに見えますよね?

この記事を読んでいる人は未経験者はほぼいないと思いますが

最初は簡単そうと思ったのではないでしょうか?

僕は野球を20年やっていて、正直運動は得意な方で

何のスポーツをやってもそれなりに出来ました。

ところがゴルフの難しさには衝撃を受けたのを覚えています。

今までたくさんの初心者の人を見て来ましたが、

いきなりそれなりに出来る人を僕は見た事がありません。

なぜこんなに難しいのか?

その辺り触れて見たいと思います。

 

 

スイングが難しいのでは無く道具が難しい

 

 

いきなり答えです(笑)

ゴルフは道具が難しいのです!

道具を使うスポーツってたくさんあると思いますが、その中でもやはり異質。

少しゴルフクラブを解剖して考えてみようと思います。

ゴルフクラブの特徴は以下の通り

 

①長い(同じ長さが無い)

②ライ角がある

③面がある

④ロフト角がある

⑤重心がズレている

⑥種類が多い

 

 

なぜこの様な特徴があるのか?

また、この様な特徴がある道具は何か?考えてみます。

 

①長さ(同じ長さが無い)

長さは遠心力獲得の為や、地面に届く為に必要です。

飛距離を出す為に必要な要素です

バットが同じ要素ですね

ノックバットが長いのはより簡単に遠くへ飛ばす為です

 

 

②ライ角がある

ライ角は地面にある球を打つ為に必要になります

ホッケーのスティックが同じ特徴になります

 

 

③面がある

面は方向性を出す為に必要になります。

卓球やバドミントン、テニスなどのラケットが同じです

バットは丸いので面は取られていません

 

 

④ロフト角がある

ロフト角はボールを宙に浮かせる事がメインです。

バックスピンにも影響があります

他にロフト角がついた道具は恐らく無いと思います。

 

 

⑤重心がズレている

重心がズレているのはフェースの開閉をやりやすくする為です

ライ角やシャフトがついている場所も関係します

ホッケーのスティックも同じだと思います。

 

 

⑥種類が多い

距離の調節を主にクラブが担います

これもゴルフ特有だと思います。

 

 

こんなところだと思います。

ゴルフクラブには他のスポーツで使う道具の要素だけでなく

ゴルフクラブ特有の要素がたくさんあります。

しかも14本使いこなさなければいけません。

重さも長さもロフトも全部違う14本を、、、、

 

 

スイング力より道具力

 

 

ゴルフスイングって同じスイングをしてる人はいません。

骨格も身長も腕の長さも足の長さもみんな違うので全く同じはありえません。

スイングが良い状態は再現性ではすごく有利になるので当然必要ですけどね

ボールヒットが上達するには

道具と自分の感覚がしっかりとタッグを組む事が大切です。

 

提案としては

 

①クラブを握る時間を増やす

②ボールをクラブで拾ったりかき集めたりする

③ボールリフティングをする

④とにかく打つ!

 

上記の4つを行いましょう!

昔から上手くなるにはダンプカー1杯分打てと言われていますが、

たくさん打ってもスイングが良くなることは我流では無いと思います。

しかし、道具とのタッグはガッチリ組めるようになりますから間違いなくヒットは上がります。

道具力がついてからスイングを磨いても遅くはありません。

 

いい例がお箸です

初めて使う人が上手く掴めるわけないんです。

変な持ち方でも器用に掴む人いますよね?

ゴルフでもカッコ悪いスイングでも器用に打つ人いますよね?

完全に道具力の差なんです。

皆さんもスイングばかりに目を向けず、クラブという難しい道具にもっと慣れ親しむ事に取り組んでみてください!