アマチュアゴルファーの平均データ

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こんにちは猪子です

 

皆さんは自分のスコアを管理していますか?

自分のどのくらいのレベルか知りたくありませんか?

今回の記事では

自分のレベルを把握するとともに

データからスコアアップの鍵を紐とて見たいと思います。

 

 

*アマチュアゴルファーの実態調査

 

 

全国のアマチュアゴルファーの実態はどの様な数値になっているのでしょうか?
ゴルフダイジェスト(GDO)にスコア登録しているユーザーのデーターと、

日本パブリック協会(PGS)が2012年に実施したアンケートを参考にしました。
GDOのデーターも、自分でスコアを記録をつける習慣があるゴルファーが対象です。
なので、始めたばかりの初心者やインターネットでスコア管理をしていないユーザーも沢山いますので、実際の平均値よりも良い数値が表れていると思われます。

 

 

 

マチュアゴルファーの平均実態調査

対象人数:12万人(GDO)、9,687人(PGS)

1年間のスコアカードの集計枚数:138万枚(GDO)

平均スコア

平均スコア(GDO):99.64(全平均)、男性:99.09/女性:110.19
平均スコア(PGS):90台(37.8%)、100台(27.9%)、80台(16.4%)、110台(10.1%)、120台(5.6%)、70台(1.9%)、130~(0.3%)

 

1,年齢別の平均スコア

60代:95.30
70代:95.57
50代:96.98
40代:99.62
10代:100.74
30代:104.14
20代:110.12
9歳以下:113.68

 

2,スコア階層別ゴルフ歴構成

 

これを見るとゴルフ経験の長い人ほど平均スコアが良くなって行きます。



3,年間平均ラウンド:11.75回(GDO)


HC別ラウンド数:HC10台(15.47回)、HCシングル(13.26回)、HC20台(12.10回)、HC30台(8.49回)


80台でラウンドして、シングルを目指している人が、ラウンド数が一番多いことがわかります。


逆に100が切れないゴルファーのラウンド数が低いのがわかります。

 

4,年代別ラウンド数

 

70代(20.13回)、60代(16.75回)、50代(13.76)、40代(11.13回)、10代(8.26回)、30代(8.07回)、9歳以下(9.09回)、20代(6.7回)

 

時間とお金が背景にある事が見て取れる数値ですよね

 

5,平均パット数:36.22(GDO)

 

意外と良い数値な様な気がしますね

 

6,1ラウンド当たりのバーディー数:0.37個(GDO)

 

シングルのデーターは1.45です。

 

7,1ラウンド当たりのOB数:1.19回(GDO)

 

ハンディキャップ別に比較すると、ハンディキャップの多い人が倍位の数値になるでしょう。

 

8,寄せワン成功率:13.05%(1/8回)(GDO)

 

平均なのでHCの低い人だけで見ると10%は切ると思います。

 

9,フェアーウエイキープ率:22.12%(GDO)



男性:22.12%
女性:18.06%
70代:45.37%
60代:34.83%
9歳以下:28.57%
10代:25.95%
40代:20.96%
30代:15.35%
20代:9.53%


9歳以下と10代はキチンとした指導者が就いていると思われます。
若い人ほどスコアが悪くよく曲がる結果になっています。

飛ぶけど曲がる、飛ばないけれど曲がらないを象徴しているようなデータですねw 

10,1ラウンド当たりのダブルボギー以上の数:7.78個(GDO)

 

1ラウンドでダボ以上のホールは平均8個です。
トリプル以上のホールは3.7個で、平均4個です

この数値を目安にプレーするとスコアアップでいると思います。

 

11,ホール別スコアの悪い順(オーバー数)

1位:No1ホール(1.75)
2位:18番ホール(1.64)
3位:9番ホール(1.61)
4位:10番ホール(1.60)


朝と午後のスタートホールと最終ホールでスコアを落としている実態が見えてきます。
原因は予想出来ると思いますが

朝の緊張とスコア目標へのプレッシャーなどでしょうか?

メンタル面がここまでスコアに響いていると言う事ですね

野球のピッチャーも立ち上がりが1番難しいとされていますよね!

 

12,スコアの良いホールと悪いホール

 

良いホール:パー3
悪いホール:パー5


プロと逆のデータになっていると思います。

パー5は地面から少なくとも2回は打たなければいけないので

ミスをする確率が跳ね上がりますね

パー3はドライバーを打たなくてもいいことが大きいのかもしれません。
パー5を制すれば、スコアを更新できます。
パー3は、距離が短くティーアップして打てるので、大きなミスが出ないのでしょう。

 

13,バンカーからのサンドセーブ率

 

シングルのサンドセーブ率:3.3%

一番驚かれたのはこの数字ではないでしょうか?

シングルレベルで30回に1回なんです

注目すべきはシングルでこの数値と言う事
2017年のサンドセーブ率1位のソンヨンハンプロの数値は、64.04%

ショートゲームに優れたベテラン藤田寛之プロでも61,90%です。

プロと20倍も離れています。

全アマチュア含めるとおそらく1%台だと思われます。

バンカーに入れない事がいかにスコアを縮めるのかよく分かりますね

 

 

100の壁の高さについて

 

下のデータをご覧ください

 

f:id:tadagolf:20181018130429p:plain平成24年度 調査・研究事業報告書
引用:公益社団法人 日本パブリックゴルフ協会

アンケートに回答した全ゴルファーのうち、

約38%のゴルファーは平均スコアが90台である事がわかります。

ゴルフ歴別に見てみると、

約44%のゴルファーがゴルフ歴21年以上のベテランゴルファーであるという事がわかります。

このアンケートは全国のPGS加盟コースで二日間にわたって行われアンケートで

アンケートの回収率が約60%という事もあり

かなり熱心な熟練者による回答が多いという事なのでしょう。

そういう目線で読み込んでいくと、

ゴルフ歴10年以内のゴルファーの平均スコアは圧倒的に110台以上のスコアに推移している事がわかります。

10年以内の若手ゴルファーの回答者割合が約30%という事で、

アンケートに答えていない人を考えると、

大多数の人間が110台以上の平均スコアであると考えられます。

これは年に数回しかラウンドしないゴルファーの数値も含まれているものです。

全体の約44%のアマチュアゴルファーが平均スコアで100を切る事が出来ないという結果。

これを10年以内のキャリアのゴルファーで考えてみると、

平均スコア100を切っているゴルファーは数えるほどである事が推測されますね。

さらに驚くべき事として、

半数近くを占める21年以上のキャリアのゴルファーでさえ

100を切れないゴルファーが多い事がわかります。

マチュアにとって“100の壁”というものは高い壁というのが分かります。

 

「ゴルフダイジェストオンライン」のスコア管理ツールでの集計は

「ツール利用者全体の平均スコアは99.64」という結果になっております。

年間の平均ラウンド数は「11.75回」となっており、

平均スコアが100を切っているゴルファーは、

いわゆる月イチゴルファーの中でも平均以上の腕前と言えるのでしょう。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

今回のデータはあくまでも目安になります。

こういったアンケート参加や

スコア管理をネットでしているくらいゴルフ熱心な方達の平均ですから

実際はもう少し数値は低くなるとは思いますが、

この記事を読んでいるという事は熱心な方だと思いますから

良いデータなのではないでしょうか?

全体的な平均値と自分のゴルフを比較して

弱点を見つけて取り組んでいけば自ずとスコアアップはすると思います。

個人的にはラウンド数が一番大切な気がしますけどね<笑>

 

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