3パット撲滅〜3パットを無くすには〜

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こんにちは猪子です

 

皆さんはパターは好きですか?

スコアの40〜50%はパターというのは最早皆さん知っていますよね?

3パットを無くして1パットを増やせばスコアが10打縮まるのもスグです

しかし、パターはコースに行かないとなかなか上達しないのも事実

今回はそんなあなたでも考え方や知識でパターを減らす!

3パットはどうしたら減るのか?

そんな疑問に答えます。

 

 目次

 

パターの3つの要素

 

パターには大きく分けて3つの要素があります

 

1.距離感

2.方向性

3.ライン読み

 

距離感と方向性はおそらく皆さん気にしていると思いますが

パッティングはこの3要素が密接に絡み合っています。

そして1番大切な事はライン読みです。

 

まずはこの3要素の中で自分の弱点は何なのか?

ここを自己診断してハッキリさせておきましょう。

 

 

距離感について

 

 

パッティングの距離感は、ほぼライン読みが出来ていないと合いません。

後ほどライン読みの項目でそこは説明します。

ここでは直線での距離感について

 

距離感って人間誰しもが持っていますよね?

1m先のゴミ箱に向かって5mゴミを投げる人っていないと思うんです。

ですので直線で平らな場所で距離感が合わない人は

 

1.グリーン速度が把握出来ていない

2.パターの芯に当たらない

3.道具のレバレッジを理解していない

 

いずれかだと思います。

 

1.グリーン速度について

 

 

朝のパター練習でほとんどの人は練習グリーンを使用しますので

グリーン速度が分からないで合わない人は少数だと思います。

ただ、経験した事の無い速さや遅さについては、慣れるまで時間がかかるかもしれません。

必ず練習グリーンでスピードを確認してからコースに臨みましょう。

距離感は距離勘とも表現され「勘」なんです。

「このグリーン速度ならこんなもんだろう」

が大切ですから、振り幅があーだこーだ言っても合いませんよ!

 

2.芯に当たらないについて

 

 

芯に当たらないと、パターの最大の反発は得られません。

当然ミート率が低いとショートします。

芯に当たる確率が低い人は慢性的にショートしますので

だんだんと距離感よりも強く打つ癖が付きます

いわゆるパンチが入るってヤツです!

勢いで無理矢理距離を作ってしまいますので、とにかく安定しない方はこのパターン。

パターの芯に当たらないと、色んな事で帳尻を合わせようとしますので

芯に当てる練習をして下さいね

パターマットって距離が短くて距離感の練習にならないと思われがちですが

パターマットでの練習の本質は芯に当てる練習じゃないかなと思います。

芯に当てるには、パターになれて反復練習しかないかなと

 

3.道具のレバレッジを理解していないについて

 

 

レバレッジとは「テコ(lever、レバー)の作用」の事で

小さな力で大きな力に変換する事を指します。

実はココを理解していない人が多いと思います。

なぜゴミ箱にゴミを投げ入れる事が出来る距離感があるのに

パッティングでできないのか?

それはパターという道具を介入して距離感を合わさなければいけないから。

自分の出した力にパターを介して掛け算して距離を合わさなければいけないのです。

 

僕は高校の授業でゴルフを教えているのですが

のべ5000人以上は見てきた中で、初めてパターを打たすと

98%はパターマットを飛び出します。

しかもチョットじゃなくて滅茶苦茶オーバーします!

10000人いたら9800人はオーバーする計算ですw

そしてその後大ショートします。

どっかで見た光景です!

初めてパターを打った子供達ですから

パターがどれだけ自分の力にレバレッジを掛けているのかは知るはずもありません。

ですからオーバーするのです。

「今までほとんど全員パターマットから飛び出してるからね!」

と釘を刺しておいてもオーバーします。

当然緩めて距離を合わせるようになるので

芯を大きく外したり、大ショートしたりするのです。

 

自分の距離感は素手の距離感ではなく

パターを介した距離感にしなければなりません。

少しパターのレバレッジを意識しながら練習してみてはいかがでしょうか?

 

 

方向性について

 

方向性はアドレスとストローク方法が関係します。

簡単に言えばフェースが真っ直ぐボールに当たればいいわけです。

芯を外れていても、フェースが真っ直ぐなら真っ直ぐ打ち出されます

ただ芯を外すと回転が悪くなるのでボールは曲がりやすくはなりますが、

打ち出しの方向性はでます。

ポイントは肩でストロークする人は肩のライン

腕でストロークする人は腕のラインが目標と平行になる様にアドレスを取りましょう。

練習法はボールの先30cmくらいにボール一個半くらいのゲートを作って

そこを通す反復練習がいいと思います。

 

方向性については道具選びも大事になってきます。

マレット型などはフェースが真っ直ぐ動きやすいので

方向性に悩んでいる方は道具選びもしっかり行いましょう!

 

 

 

ライン読みについて

 

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最も重要になります。

プロでもこのライン読みの能力に差が付くと言われています。

プロは距離も方向性もバッチリなはずですよね?

練習量が違いますから。

どっちに曲がるのか?どのくらい曲がるのか?

ココが完璧なら相当な確率でカップインになると思います。

 

余談はさて置き

ライン読みは大きく分けて二つの事を読まなければいけません

 

1.上りか下りか

2.フックかスライスか

 

他にも順目逆目や風などもありますが、上記が2大要素です。

 

上りか下りかはボール側からとカップ側からの両方チェックすれば

そうそう間違わないと思います。

 

フックスライスは、先ずはある法則から読んでいきます。

その法則は

カップを手前からグリーンごと真っ二つに切り分けて考えます。

二つに分けたらボールが右側にあればフック、左側にあればスライスです。

受けグリーンの多い日本ではほぼ当てはまる法則です。

分かりやすく言うと、カップがグリーンセンターに切ってあった場合

半分より右はフックで半分より左はスライスという事。

伝わっているかな?w

ボールは低い方に向かって転がるわけですから、グリーンの入り口が1番低い場合

そこにボールは向かおうとします。受けグリーンの法則は覚えておきましょう!

実は150y先からでも乗った場所でおおよそのラインはこの法則で分かります。

ここから、細かい傾斜や芝目などを読んで決定していくわけです。

 

曲がり幅に関しては、強さで何通りもあります。

先ずはピッタリで入れるのか、通過中に入れるのか。

強さを大体決めておかないとラインは合いません。

つまり、曲がり幅と距離感はセットという事ですね。

良く「カップ二つスライスだよ」と漠然と言いますが

強めに打ったら当然そんなに曲がらないわけで。

すごいオーバーしているのに「曲がらなかったじゃん!」とかよく目にしますが

距離とセットという事が理解していない証拠です。

 

ライン読みは強さとセット。

そして読みの法則。

この辺りを理解しておきましょう。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

パッティングは奥が深いのでほんの一部ですが

もし新しい知識になる事がありましたら、是非参考にして見て下さい

パターはスコアを縮めるのは皆さん知っているはず。

皆さんのパッティング向上の助けになればと思います!