スイングの形ばかり気にしてませんか?

f:id:tadagolf:20190129150848j:plain

こんにちは猪子です

 

皆さんはどうやってスイング作りをしていますか?

来ないだレッスンをした方にこんな方がいました。

テークバックで止まって、トップで止まって、切り返しで止まって。から打つ。

見事な三段モーション。

話を聞くとその時々でこの形が良いと雑誌で情報を持たれたそうです。

雑誌や動画などでもそうですが

ポイントを切り取った形の話が余りにも多いと思います。

トップは出前持の形とか、切り返しでシャフトは後ろ倒しとか

フォローで左肘が抜けるとか。

 

初心者の方なら形から入る事もいいと思います。

しかし、最終的にはスイングは連動していますので

考える事が多くなっていくのもいかがなものでしょう?

形はどうでもいいという訳ではもちろんありませんが

流れの方がもっと大事です。

どの様にしてバランスをとってスイング作りをしていけば良いのか?

そんな所に触れてみたいと思います。

 

 

ゴルフスイングは動きの調和

 

 

皆さんは歩く動作をスムーズに行っています。

歩く動作を各パーツで考えると物凄く複雑で、考えると物凄くぎこちなくなります。

歩きながらどこが動いているか感じるとわかると思いますが

非常にたくさんの部位が同時に動いているのが分かります。

動作は動きの調和なのです。

 

ところが、仮に右足を怪我していたらどうでしょう?

動きの調和が無くなりスムーズには当然行きませんよね?

スムーズに動ける様になるには右足を治さないと上手く歩けません。

もし怪我が治らなかったらどうなるでしょう?

変な歩き方で恐らく器用に歩ける様になって行くでしょう。

人間の対応力は凄まじいものです。

 

ゴルフスイングに当てはめて考えてみます。

変な打ち方で器用に打つ人はまさにこのパターンになります。

我流の変な癖とはよく言いますよね?

 

スイングのパーツ毎のアドバイスは基本的に歩く為に右足を治すのと同じ作業になります。

例えば、バックスイングで左腕を伸ばす動作

動きかた次第で伸びる様になりますが基本的に伸びる感覚がない方は伸びません。

ドリルなどを用いて練習して行くと感覚が養われ動ける様になります。

そして、治ったら忘れなければいけないのです。

怪我をしていた右足が完治したのに気にしていたら、

いつもかばって歩いてしまい綺麗に歩けないのと同じです。

治すポイントを集中して治したら忘れなければならないのです。

 

こうして、様々な点を治していって最後はその点を線で結ばないといけないのです。

 

怪我は治ったら医者に診てもらうのが1番です

ゴルフも同じ。

かかりつけの先生がいると上達も当然早くなるというものです!

 

 

全てはインパクトの為に

 

 

ゴルフスイングはとどのつまりインパクトの為に存在します。

素振りではできるのに打つ時にできないという経験は皆さんあると思います。

なぜか?

それはインパクがあるからです

実際のショットにはインパクトの衝撃に耐えようとする反応や、インパクトを強くしようという反応が起こります。

素振りでできてもインパクトがあるスイングでできないと意味がないのです。

 

バックスイングやトップで悩んでいる方は、なぜその動きを直そうとしているのか?

フォローやフィニッシュで悩んでいる方は、どういうインパクトをすれば治るのか?

動きは全てインパクトの為に作るべきです。

動作の目的を間違えないようにしましょう