自分の飛距離知ってますか?

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こんにちは猪子です

 

 

練習場では150yの看板に届くのに

コースだと150y届かない

コースでアプローチするといつもショートやオーバーばかり

こんな経験ありませんか?

ギクっとした方は自分の飛距離を知らない可能性あります。

今回は飛距離についての疑問に答えます。

 

 目次

 

 

練習場の看板はウソつき

 

 

練習場の飛距離の看板はかなりサバをよんでいますね。

200yの看板が160しかないとかはザラです。

今は距離を測るレーザーなんかが売っていますから

自分の普段行く練習場の看板にレーザーを持っている方は当てて見て下さい!

看板表示より長く計測できる練習場はないのではないでしょうか

 

なぜ練習場の看板はウソつき?

 

理由はいくつか考えられます。

一つは距離が長い広い練習場の方が人気がありますから

宣伝するときに何ヤードウチはあります!

と出来るわけですね。

もう一つはボール性能を計算しているパターンです。

コースボールとレンジボールは飛距離がかなり違います

一般的にレンジボールは飛ばないので看板の距離で帳尻合わせているケースもあります。

私は自分のクラブ毎の飛距離を把握してますから、

どの練習場いっても騙されません。

9iで135-145打つのに180の看板に届く練習場は普通にあります

練習場の都合で表示された距離に騙されない様に自分の飛距離を把握しましょう!

 

 

キャリー距離とトータル距離

 

 

あなたは自分の飛距離のキャリーを基本に飛距離を計算していますか?

基本的に飛距離は

キャリー➕ラン=トータル距離

になります。

このランの部分は非常に不確定要素が大きくなります

 

1.落ちた場所の傾斜

2.ボールが落ちた角度(球の高さ)

3.地面の硬さ

4.スピン量

5.風

 

この辺りがランに影響しますよね

そして1と3と5は

プレイヤーにはどうする事も出来ない不確定要素です。

一方キャリーは

 

1.ボールの上がる角度

2.スピン量

3.風

 

この辺りでしょうか?

どれもプレイヤーがクラブを変えたり、

打ち方を変えたりで調節出来る項目です。

ですから、キャリーを基準に飛距離を考える必要があるのです。

トータルの飛距離で距離を合わせるとバラつきますしクラブ選択を間違えます。

残り120yをPWで打つ人がキャリー基準なら手前のバンカーや池には捕まりませんが、

トータル距離基準の人は捕まります。

ドライバーも同じでバンカーを越せるのか?越せないのか?

自分のキャリーを知らないとわざわざバンカーに入れるなんて事普通に起きますよ!?

 

 

飛距離を勘違いしやすい状況について

 

 

1.大きいグリーン

 

PAR3のホールで表示が160yのホールで6iを持ちました。

グリーンエッジに落ちて手前にナイスオン

こんな状況の時、160yのグリーンに乗ったから6iが160yで打つクラブと勘違いしやすいです。

実際は130-140y

20〜30y足りてないとは感じづらいのです。

こんな経験がある人は自分の飛距離を勘違いしたクラブ選択している可能性あります。

 

 

2.打ち上げ、打ち下ろし

 

距離計が発達しているので、勘違いは少なくなっているとは思いますが

人間は思い出補正がかかる生き物です。

打ち下ろしのホールでここまで飛んだのに、

平地の感覚で距離を把握してしまう人も少なくありません。

 

 

3.大量のラン

 

先程、書きました様にランには不確定要素がたくさんあります。

飛距離って縦距離でプレイヤーは見てますから、どのくらい転がったか見えないものです。

350yのホールで、下り傾斜に強くキックして残り80y地点に

計算では270y飛んでますが、不確定要素によりそこまで来たので

毎回そこまでは飛ばせません。

しかし270y飛ばせると勘違いしやすいのです。

 

 

ほとんどの人は自分の飛距離を多めに見てる

 

 

僕は研修生時代にキャディーもやっていました。

何千人というゴルファーを見て来ましたが

グリーンに届かないという事が9割ですかね?体感ですが。

キャリーでグリーンを超えるというのは本当に稀です。

上級者はやはりしっかり把握していると感じていました。

こんな人が多かったです

「250y飛ぶんだよ」

ってよく言う人がいましたが

大体200くらいですかね?

不確定要素で飛んだ事あるだけで、

平均飛距離は把握してない感じでした。

大体こういう人はアイアンで無理なクラブ持って振り回します。

キャディー業務って結構キツイんですよ。

僕はどれだけ楽出来るか考えていました。

楽するにはお客さんが少ない打数で回る必要があります。

大体1ホール見れば、この人はこのくらい飛ぶって言うのが分かるので

130yの所を150yって嘘ついたりしてましたw

不思議とやっぱりその方がグリーン乗るんですよね〜

キャディーって相当な数のアマチュアゴルファー見てますから

実力はすぐ見抜きます。

キャディーに距離の見栄を張ると内心笑われますから注意して下さいw

 

 

アプローチの距離について

 

 

練習場でアプローチ練習しますよね?

目の前に20yとか30yの看板とか円が書いてあったりして

練習場で30yの看板に打って30yの距離感は身につきません

そこからランがあって、止まる場所がアプローチの距離ですから

30yの看板に打ってるのは40yのアプローチですよね?

平地だったとして。

練習場ではランがイメージ出来ない事が多いですが必ずイメージしましょう

看板狙いは落とし所までの距離でありピンまでの距離ではありません。

練習場でこの距離感を身につけてしまうと

実際のコースで30yが近く見えるので緩みます。

もしくは練習場感覚通り打つと、転がってピンを大きく通り過ぎます。

アプローチの練習は必ずランを考えて、止まる距離を意識しましょう。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

ゴルフは距離合わせのゲームです。

飛距離を把握する事が、良いスコアで上がる第一歩です。

距離計で実際の距離を測ったり

歩測をして測ったりして自分の距離を把握しましょう!

特にキャリーは知る必要がありますので

是非意識して見てください!

 

記事の要望がありましたらコメントまでどうぞ